逸失利益とは?

「逸失利益」(いっしつりえき)とは
 逸失利益とは、もし被害者が事故に遭わなければ、これから先、当然得られたであろうと予想される利
 益のことをいいます。
 では、逸失利益はどのように算出されるのでしょうか?
 後遺障害における一般的な逸失利益の計算式は以下の通りです。
 
逸失利益
=基礎収入額(年収)×労働能力喪失率×就労可能年数×就労可能年数に対応するライプニッツ係数
                              (ライプニッツ年金現価)

例:40歳男性、年収500万円
  後遺障害等級8級7号(1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの)に該当
  労働能力喪失率45/100、就労可能年数27年(67歳−40歳)→ライプニッツ係数14.6430

  逸失利益は 500万円×45%×14.6430=3,294万675円